https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240622/k10014489301000.html
(政治学、戦争史、軍事学に関する研究文献を紹介したり、時事について呟いています。大学でも教えていますが、この筆名で行なっている活動とは一切無関係です。noteに記事を投稿しています。)
武内和人/Takeuchi Kazuto@Kazuto_Takeuchi
フィリピンは南シナ海で中国の現状変更に立ち向かおうとしている国家の一つであり、日本としても重要な国です。
ドゥテルテ政権では武力衝突を避けるため、宥和政策を採用した時期もありましたが、中国の威圧的な態度を改めることがなかったので、結局バランシングの対外政策に回帰しました。1/
現在、マルコス政権は軍備の近代化を推進すると同時に、対米関係を強化することを目指しています。その狙いは南シナ海で中国が武力を背景に現状変更を図ることを防ぎ、フィリピンとして領域支配を保持することですが、それは決して容易なことではありません。2/
中国の習近平国家主席は長年にわたって東南アジア諸国との経済連携を強化しながらも、南シナ海の領域支配を拡大するために一貫した行動をとってきました。
フィリピンとベトナムはその政策で特に強い圧力に晒されてきた国家であり、いずれも中国の軍事力に単独で対抗できる国力を持っていません。3/
2011年にフィリピンの排他的経済水域で調査船に対して中国公船が妨害を行った事件が起きたとき、アキノ政権はフィリピン軍に海上警備能力の不足を認識して新たな国防計画を立ち上げ、米比関係を強化して艦船の援助を受け取り、米軍のローテーション配備を受け入れました。4/
ドゥテルテ政権では、別のアプローチをとり、対米関係より対中関係を重視する姿勢をとることで宥和政策を採用しましたが、同時に宥和一辺倒であったわけでもありません。彼はフィリピン軍の増強は継続し、日本、オーストラリアとの外交関係の強化にも取り組んでいました。5/
最終的にフィリピンの外交努力は中国の領域拡大の動きを止める上で効果がなく、フィリピン世論でも対中認識は厳しくなっていきました。ドゥテルテ政権が末期に対中政策を強硬路線に調整したのは、中国が海洋権益で妥協するつもりがないことを学習したためであると私は考えています。6/
マルコス政権は中国の経済連携を支持する方針をとりましたが、南シナ海の領域紛争で法的主張を後退させることは避け、領域支配の拡大を既成事実化することに対抗するため、軍備の近代化と、同盟関係、友好関係の拡大を進めているところです。7/
(以下略)
フィリピンは南シナ海で中国の現状変更に立ち向かおうとしている国家の一つであり、日本としても重要な国です。
ドゥテルテ政権では武力衝突を避けるため、宥和政策を採用した時期もありましたが、中国の威圧的な態度を改めることがなかったので、結局バランシングの対外政策に回帰しました。1/ https://t.co/HWuYvcFVkZ— 武内和人/Takeuchi Kazuto (@Kazuto_Takeuchi) June 23, 2024
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そりゃ中国も国策でやってるからな…
生半では止まらんよ…未だに「こっちが挑発しなければ」とか言ってんのが頭沸いてるだけ…
だから外交と防衛はセットなんだよ。
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話し合うには力が必要
まだ酒を酌み交わしながら話し合ってないわ!
何の力もない奴の言う事なんて聞くわけないじゃん

この状況下で集団的自衛権に未だに反対する界隈はもはや平和の敵だな
というか、対露のNATOによるフルスペックの集団的自衛権行使について左派はなんて思っているんだろう
サヨクの理想郷である永世中立各国も、続々NATOに加盟しているけど?
それについてかつてのように太鼓鳴らして「戦争法案がー」って映像を流してる気合の入った()テレビ局どこかあんの?w
ある訳ないないよな ほんと卑怯もんがよ🖕
引用元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1719148739/